一般的に洗面化粧台のミラーキャビネットは立って使うことを想定していますが、福祉施設では車椅子の利用者が使用するため、鏡の下の方がメインとなります。

AQUAの中央ミラーは車椅子に乗っていても手元スペースまで見やすいよう配慮し、長めに設計してあります。

三面鏡は立って使う分には“どちらかというと”
・内側に開くことによって手鏡無しで接近して見える
・左右対称のバランスを確認できる

そんな良さもあり、現在ほとんどのミラーが内開きになっています。これは昔、鏡台は折り畳みで鏡を隠すという文化もあり、そこに由来するという説もあります（諸説あります）。

この常識をちょっと疑って福祉施設での鏡の使い勝手を考えてみると、いままでと真逆の外開きはこれまでの三面鏡のメリット（立って使う）が無く、我慢していたデメリット（取りにくい、見づらい）を解決する素晴らしい機能になるのです。

コロンブスのように一見簡単そうに見えて、誰でもやりそうな事を最初にやってみた“コロンブスの扉”を商品化しました。