福祉施設やパブリックスペース向けの製品や空間提案を行う「インフィルウェルネス」のWebサイトをご覧いただきありがとうございます。この「エシカルblog」では、「エシカル水栓」というインフィル独自の電気温水機能付き自動水栓製品を通じて、特別養護老人ホーム向けに少しでも施設の運営管理を楽にして、スタッフの方の働きやすい環境の実現に役立てればという思いから記事を掲載していきます。今回は実際に貯湯式の電気温水器からエシカル水栓にリニューアル工事を行なった様子を密着取材しました。エシカル水栓の大きなメリットである「省スペースでの設置」も感じることのできる事例となっています。ぜひ最後までご覧ください。
施工①既存洗面の現状確認
まずは既存で設置されている洗面の様子をつぶさに見ていきます。洗面台については、その形や寸法、ボウル汚れ、破損など、温水器については、水栓や排水トラップに加えやはり破損など見ていきます。新築ではなくリニューアルでの施工のため、水漏れなども気になるところですね。設置後に漏れがないようしっかり現状確認を行うことが肝要です。

施工②既存温水器の取り外し
現状確認が終わったら既存の電気温水器を取り外していきます。濡れて汚してはいけないので養生をきちんと行いつつ、止水栓を止めて温水器を取り外していきます。

無事、電気温水器を外すことができました!合わせて排水トラップを確認します。

最後に水栓金具も外して、ボウルには穴だけが残りました。電気温水器の寿命は10年〜15年と言われており、ここで長年こびりついた汚れを丁寧に落としていきます。

すっかり綺麗になりました!次はいよいよエシカル水栓の取り付け作業になります。

施工③エシカル水栓の取り付け
取り付け作業は電気温水器本体から取り付けていきます。ここだけ見ても隅の方に小さなスペースで済んでいることがわかると思います。

最後に排水トラップの接続を確認し、水栓金具を取り付けて完成!ここまでかかった時間はおよそ40分。多くの方が思われるよりも結構スピーディに電気温水器のリニューアル工事を行うことができます。エシカル水栓の電気温水器は一般的な貯湯式のものと比べるて機器が小さいため、奥の隅の方に設置位置を変えることで、利用者の車椅子にぶつからないよう工夫することもできました。
この後、洗面天板や水栓開口周りの軽き落としを行なったり、元々設置されていた電気温水器のネジ穴を埋めるなどの清掃を行い、リニューアル工事は完了。見てください、洗面周りがきれいにまとまりました!

まとめ | 瞬間式電気温水器のエシカル水栓なら洗面周りがコンパクトにまとまり、飲める水を提供できます!
エシカル水栓は瞬間式の電気温水器で一般的な貯湯式のものと比べ、更新工事の価格も年間でのランニングコストも共にお客様に高い評価をいただいております。そうしたコスト面だけではなく、瞬間式ならではの常に「飲める水」が出せるということ、設置スペースが小さくて済むといったことなどの大きなメリットもあります。老朽化した電気温水器・自動水栓の故障時に、ぜひ一度エシカル水洗への更新工事を検討してみてはいかがでしょうか?よろしくお願いいたします。
「インフィルウェルネス」とは?
住宅設備を軸としたソリューションプロバイダーの株式会社インフィルによる、福祉施設・パブリックスペースのための製品開発や空間提案を行うプロジェクトです。車椅子利用を前提としたオリジナル洗面化粧台「AQUA」と、“日々の生活をしやすく(Day+Easy)”をコンセプトにした福祉施設向けの製品群「Daysy®」を軸に、誰もが快適に使いやすい製品を開発。設計から施工までワンストップで対応することでお客さまの抱えている課題と丁寧に向き合い、ソリューション性の高い提案を行なっています。
「エシカル水栓」とは?
インフィル独自の電気温水機能付き自動水栓「エシカル水栓」は、福祉施設の中でも特に特別養護老人ホームに向けた製品となります。製品価格はもちろん電気代も含めたトータルコストでの改善と飲用可能という機能面の両立を図った「エシカル」の名の通りの製品となっており、多くの施設で高い評価をいただいています。