福祉施設やパブリックスペース向けの製品や空間提案を行う「インフィルウェルネス」のWebサイトをご覧いただきありがとうございます。この「エシカルblog」では、「エシカル水栓」というインフィル独自の電気温水機能付き自動水栓製品を通じて、特別養護老人ホーム向けに少しでも施設の運営管理を楽にして、スタッフの方の働きやすい環境の実現に役立てればという思いから記事を掲載していきます。今回は、“エシカル水栓”の累計出荷台数がブナの森に換算すると東京ドーム14個分に達したことをご紹介します。このコンパクトな“エシカル水栓”と東京ドーム14個って繋がりがちょっと想像しにくいですが、その根拠を順番に説明しますね。それではぜひ最後までご覧ください。
“エシカル水栓”の累計はブナの木何本分?
環境問題への取り組みが問われる現代、CO²削減や持続可能性、環境問題への姿勢を重視する企業は社会的にも評価されます。
“エシカル水栓”はCO²削減に大きく貢献できることはこれまでも何度かご紹介してきました。
その“エシカル水栓”は 本年8月末時点で総出荷台数が6,569台を達成しました。
これもひとえに皆様のご愛顧の賜物と深く感謝しております。
この累計数で東京ドーム14個分の森林と同程度のCO²吸収量を実現できるって想像できますか?あの広い東京ドームを、しかも14個分って驚きですね!その根拠になる算出方法を以下にご紹介します。
カタログにもある通り、省電力設計の“エシカル水栓”の1台につき1年間にブナの木5本分に相当するCO²を削減します。
本年8月末の“エシカル水栓”の累計出荷数が6,596台ですから、この分のCO²削減量をブナの本数に換算してみます。
5本(ブナの木)×6,569台(エシカル水栓の累計)=32,865本分(CO²削減量)
これでブナの木32,865本に相当するCO²が削減できている計算になります!
CO²削減量は成木を基準に計算されていますので、これからCO²削減をめざして森を作るにも植樹してから計算通りのCO²吸収効果が見込めるまで数十年もかかってしまいますが、“エシカル水栓”の場合は、導入してすぐにブナの成木と同じ量のCO² 吸収効果が得られます。
ブナの森を東京ドームに換算してみると
次にブナの木32,865本分を面積で計算してみたらどうでしょう?
徳島中央森林組合のサイトによりますと 、スギの木を植樹してから50年経過して最終的に伐採できる1ヘクタールあたりの本数は300〜600本だそうです。
伐採の時の本数は樹種や林齢によって異なるようですが、仮にブナの木の植え付け本数を1ヘクタールあたりに500本としてみます。
32,845本(CO²吸収量)÷ 500本(1ヘクタールあたりのブナの木の本数)= 65.69ha
計算結果が65.69haと聞いても、ヘクタールという単位にふだんから馴染みのない方だとピンとこないかもしれませんね。そこで多くの方がイメージしやすい東京ドームの面積に換算してみましょう。ちなみに東京ドームの建築面積は46,755 ㎡で、約4.675haです。
65.69ha(エシカル水栓の累計分のブナの森面積) ÷ 4.675ha(東京ドームの面積) = 14.05
となりますので、“エシカル水栓”の累計台数は、東京ドーム約14個分以上のブナの森を作ったのと同じCO²削減効果を生み出したことになるわけです。
これでコンパクトな“エシカル水栓”が、広い東京ドームと繋がりましたね。そしてこんなに広大な森になるなんて驚きです!
今はまだ東京ドーム14個分のブナの森ですが、これからも環境に優しい“エシカル水栓”を利用される方を増やして、今後50個、100個と環境の輪を広げていきたいと願っています。
まとめ | 待ったなしの環境問題、まずは水栓から。エシカルの森活動に参加しませんか?
今回は“エシカル水栓”の累計出荷台数が東京ドーム14個分のブナの森に相当するCO²削減を達成できたことをご紹介しました。気候変動による被害や損失はよく報道されており、環境問題はすぐに取り組むべき課題でしょう。まずは取り組みやすいものとして施設の居室内水栓を「エシカル水栓」にリニューアルすることで環境問題に取り組んでみてはいかがでしょうか?本記事にある通り、“エシカル水栓”なら環境への配慮に加えて節電によるランニングコスト削減にも期待できます。ぜひエシカルの森活動にご参加いただきたいと存じます。
さらに言えばインフィルは環境に配慮した様々な施設設備も取り扱っていますが、ただの設備メーカーではなく、環境問題に重視した施設の設計から施工まで一気通貫で行える会社です。
福祉施設の全体に関するノウハウの蓄積がありますので、ちょっとした困りごとやご相談ごとがありましたら、ぜひお手伝いさせていただきたいと思います。ぜひお気軽にお声かけください。インフィルでは一つひとつの福祉施設の現場で本当に必要なことを見極めて、最適なご提案をさせていだきます。今後ともよろしくお願い申し上げます。
「インフィルウェルネス」とは?
住宅設備を軸としたソリューションプロバイダーの株式会社インフィルによる、福祉施設・パブリックスペースのための製品開発や空間提案を行うプロジェクトです。車椅子利用を前提としたオリジナル洗面化粧台「AQUA」と、“日々の生活をしやすく(Day+Easy)”をコンセプトにした福祉施設向けの製品群「Daysy®」を軸に、誰もが快適に使いやすい製品を開発。設計から施工までワンストップで対応することでお客さまの抱えている課題と丁寧に向き合い、ソリューション性の高い提案を行なっています。
「エシカル水栓」とは?
インフィル独自の電気温水機能付き自動水栓「エシカル水栓」は、福祉施設の中でも特に特別養護老人ホームに向けた製品となります。製品価格はもちろん電気代も含めたトータルコストでの改善と飲用可能という機能面の両立を図った「エシカル」の名の通りの製品となっており、多くの施設で高い評価をいただいています。