インフィルは水栓メーカーというだけでなく、元々福祉施設様やパブリックスペースのためのオリジナル製品を開発・販売しており、そうしたラインアップも充実しています。設置場所に応じたボウルのご提案、飲み水を提供する水栓、電動昇降など、お客様の課題解決に向けてご提案しており、特に居室向け洗面化粧台についてはこれまでに6,000台超の納入実績があり、その使い勝手をご支持いただいています。
　そうした洗面設備のリニューアルは本来建築会社やリフォーム業者など色々な業種にまたがりますが、インフィルなら現場の声に耳を澄ませて、これまでの知見を活かした最適なご提案作成から設置までワンストップでの対応が可能です。

今回は、一般的な洗面器・貯湯式水栓から、インフィルオリジナル洗面化粧台AQUAとエシカル水栓に交換した特別養護老人ホーム様の事例です。
上の写真で見ていただくとおり、以前は介護への考慮がなされていない一般的な洗面器に貯湯式電気温水器を取り付けたものでした。左側に大きな貯湯タンクがあり水道管が足にぶつかり車椅子利用者の負担となっていました。また、介護用品を置くスペースが狭く不安定なことも利用者やスタッフの負担になっていました。
今回交換したインフィルオリジナル洗面化粧台AQUAとエシカル水栓は、洗面台ボウルが前に大きくせり出し、温水設備が化粧板で覆われ車椅子利用者の足の負担を軽減しました。
水栓は介護スタッフが左右どちらからでもお世話しやすいよう右側から中央に移動されています。また、ボウル左右にはフラットな面を設けて口腔ケアや整容・美容用具を安定して置けるように考慮され、利用者様・スタッフ様双方に使いやすい環境を実現しました。

こうした事例のように、インフィルはただの設備メーカーではなく、設計から施工までワンストップで行える会社です。
　一般的なリフォームはメーカーから購入した部品を、別業者が施工することが多く、現場の生の声にお応えしきれないケースが多いですが、インフィルでは企画・設計から部材制作、施工までをワンストップで行うことが可能で、そうした体制で培った幅広い知見によって先回りして最適なご提案ができるとの自信があります。
また、今回の事例では洗面カウンターのリフォームのみですが、共同生活室や食堂などの配管の課題にも、インフィルであれば、図面と現地を見て、プロフェッショナルな目線で最適なご提案をしています。さらに今後インフィルでは、空間の美しさや暮らしの上質感を担保しながら本当に使いやすい設備の実現する収納家具をリリース予定です。　　
そうした利用者やスタッフを含めた施設全体の質の向上をめざして、これからもインフィルは挑戦し続けます。
水栓や設備以外でも、介護現場のちょっとした困りごとがあれば、ぜひお気軽にインフィルにご相談ください。福祉施設様ごとに異なる一つひとつの課題に対して、本当に必要なことを見極めて、最適なご提案をいたします。