福祉施設やパブリックスペース向けの製品や空間提案を行う「インフィルウェルネス」のWebサイトをご覧いただきありがとうございます。この「エシカルblog」では、「エシカル水栓」というインフィル独自の電気温水機能付き自動水栓製品を通じて、特別養護老人ホーム向けに少しでも施設の運営管理を楽にして、スタッフの方の働きやすい環境の実現に役立てればという思いから記事を掲載していきます。今回のテーマは補助金について。私たちインフィルの扱う「エシカル水栓」は言ってしまえば単価のそう高いものでもなく、大きな福祉施設からすると水栓なんてごく一部のことであって補助金なんて関係ないんじゃないの?と思われそうなものですが、「エシカル水栓」は電気温水器付き水栓の中でも一般的な「貯湯式」のタイプのものと比較して実に年間約93%もの節電効果があることはこれまでにも説明してきました(節電について詳しくはこちらの記事をご参照ください)。そうした「省エネ効果」に対する補助金で該当するものはないものでしょうか?
省エネルギー効果に対する補助金事業は多い
私自身この「エシカル水栓」事業に携わるまで知らなかったのですが、そもそも省エネルギー効果に対する補助金事業は実は結構見かけるものです。国や県、市町村など自治体単位で様々なものがあり、制度や条件、補助率なども含め、本当に多種多様ですが、その多くはすでに省エネルギー効果が実証されている○○というメーカーの○○という製品を使って省エネルギーを実現したものに対し補助を行うといったような、かなり限定された仕様の補助事業となっています。そうした中で「エシカル水栓」のような「瞬間式電気温水器」を使った年間約93%もの驚異的な節電効果を活用した補助事業がなかなか見つからないのは、やっぱりこの「瞬間式」か「貯湯式」かといった電気温水器の機能による省エネルギー効果があまり一般に知られていないからだと推測されます。なんだ、結局「エシカル水栓」では補助金狙えないんじゃないか、という声が聞こえてきそうですね…。
設備をあまり限定していない省エネ補助事業を探してみた!
補助金事業にできるかどうかは当然のことながらお客さまの導入しやすさに影響しますので、私たちも北から南まで結構探してみました。そうしたら、すでに申請期間が終わってしまったものではあるのですが、宮城県の「省エネルギー整備等導入支援事業」の中に「令和5年度高齢者施設の原油価格・物価高騰等緊急対策投資促進事業補助金」を発見!細かな条件はここでは省きますが、該当福祉施設における設置工事費を含む省エネルギー設備等導入に要する経費に対して、上限1000万円、補助率3/4を交付するというものになります。インフィルが申請して試したわけではないのですが、説明を見る限り、省エネルギー効果をきちんと説明出来れば採択の可能性は十分ありそうです。この宮城県のものでは令和5年5月31日(水)までが申請期間となっていてもう申請することはできないのですが、他の自治体でも似たような補助事業があるかもしれませんので、気になる経営者の方は自分の自治体の補助事業を当たってみてはいかがでしょうか?
まとめ|設備を限定していない省エネ補助事業なら可能性あり
各自治体の補助事業は多岐にわたります。その中で福祉施設が該当するものも省エネ設備が該当するものも結構多く存在しますが、「エシカル水栓」による節電効果で申請可能なものを探さないとなりません。こうした補助事業は諸条件や補助額等も含めて自治体によって多種多様なため、もしもこれは使えるかもしれないと思えるような制度を見つけた場合、ぜひ私たちインフィルにご相談ください。採択に向けて私たちのできることをできる限りさせていただければと思っております。
今後とも株式会社インフィルの「インフィルウェルネス」ならびに「エシカル水栓」をよろしくお願い申し上げます。
「インフィルウェルネス」とは?
住宅設備を軸としたソリューションプロバイダーの株式会社インフィルによる、福祉施設・パブリックスペースのための製品開発や空間提案を行うプロジェクトです。車椅子利用を前提としたオリジナル洗面化粧台「AQUA」と、“日々の生活をしやすく(Day+Easy)”をコンセプトにした福祉施設向けの製品群「Daysy®」を軸に、誰もが快適に使いやすい製品を開発。設計から施工までワンストップで対応することでお客さまの抱えている課題と丁寧に向き合い、ソリューション性の高い提案を行なっています。
「エシカル水栓」とは?
インフィル独自の電気温水機能付き自動水栓「エシカル水栓」は、福祉施設の中でも特に特別養護老人ホームに向けた製品となります。製品価格はもちろん電気代も含めたトータルコストでの改善と飲用可能という機能面の両立を図った「エシカル」の名の通りの製品となっており、多くの施設で高い評価をいただいています。