福祉施設やパブリックスペース向けの製品や空間提案を行う「インフィルウェルネス」のWebサイトをご覧いただきありがとうございます。この「エシカルblog」では、「エシカル水栓」というインフィル独自の電気温水機能付き自動水栓製品を通じて、特別養護老人ホーム向けに少しでも施設の運営管理を楽にして、スタッフの方の働きやすい環境の実現に役立てればという思いから記事を掲載していきます。インフィルは福祉施設現場の様々なニーズにお応えして、“エシカル水栓”に豊富なラインナップを充実させました。これらの水栓は見た目ではそれぞれの違いが分かりづらいこともあるので、今回は新たに追加された水栓を含めてそれぞれの特徴をご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

以前に「ホース引き出し式の“エシカル水栓”を開発中です！」(記事はこちら）という記事でご紹介した製品を先日発売いたしました。
ホース引きだし式は、蛇口の先端を引き出して自由自在に動かすことができるので離れたところまで湯水が行き届くことができます。洗面台の水洗いやお掃除などにも便利なことはもちろんですし、花瓶やバケツに水をためる時にも時短・節水にもつながります。
今回発売した3種類の製品は福祉施設現場の要望にお応えするそれぞれの特徴がありますのでご紹介します。

100Vと200Vのそれぞれの電圧で使えます。ホース引きだし式で100V電圧のまま設置できるのはこの製品のみです。100V電圧の温水器でも水量はインフィル独自のエアレーターにより体感的に改善されています。200V電圧にも対応していますので、将来的に200V電圧に変更することで水量を増やすこともできます。

200V 電圧のみに対応したシングルレバーでホース引きだし式の水栓です。シャワーと泡沫の切り替えができる蛇口になっています。200V電圧の温水器と合わせて通常の直管水道と同じくらいの水量を出すことができます。

シングルレバーとシャワーヘッドの蛇口が分離した200V 電圧のみに対応したタイプで、シャワーと泡沫の切り替えができる蛇口になっています。さらに蛇口がリフトアップできますので加湿器のタンクに水を補給する時などに便利です。こちらも200V電圧の温水器と合わせて通常の直管水道と同じくらいの水量を出すことができます。

自動水栓は、スリムタイプとがっしりタイプの2種類を引き続き販売中です。どちらも性能はほぼ同じなので、見た目の好みでお選びいただければと思います。センサー付自動水栓は非接触のため衛生面で有利です。また、蛇口の栓を閉じ忘れてお湯の出しっ放しにする失敗をなくすことができるといったメリットもあります。万一、水量が不足に感じられる場合は200V電圧の温水器と合わせて水量を増やすことも可能です。

ホース引きだし式の水栓は便利な一方で利用者が誤って引き出してしまうことがあるので福祉施設現場では好まれないことがあります。そこでホースを引きだせないシンプルな構造のシングルレバー水栓が現場のニーズに合うこともあります。また“エシカル水栓”のシリーズ中でもっともリーズナブルで導入しやすい価格設定です。ただし蛇口の高さが固定のため、スタッフが加湿器のタンクに水を入れる際に蛇口の高さが足りずに入れにくいとの声もお聞きします。主にスタッフが使用する環境ではホース引きだし式やリフトアップできるタイプが便利です。
蛇口の高さは固定ですが、左右に80度の角度で回転できます。
以上、5種類の水栓にはそれぞれ特徴があって、現場のニーズを広くカバーしています。これらは普段、現場でお聞かせいただいたご要望に応えられるよう検討した結果です。

今回は、ラインナップが大幅に増えた“エシカル水栓”のそれぞれの特徴をご紹介しました。
それぞれの製品のメリットを比べていただいて、利用者がより居室内で快適に生活できるような選択をしていただければ幸いです。迷われたらまずはインフィルまでご相談ください。インフィルには、これまで“エシカル水栓”を福祉施設へ 6,500台以上も導入した実績がありますので、ちょっとした困りごとなどの相談にもそのノウハウを活かした最適なご提案ができることと自負しています。さらにインフィルでは、福祉施設現場の多様化するニーズに応えて瞬間式温水器“エシカル水栓”をより使いやすく、よりよい製品にできるよう日々検討しております。私たちは福祉施設の現場で何が必要かを常に考え、製品開発に取り組んでいます。今後ともよろしくお願い申し上げます。