福祉施設やパブリックスペース向けの製品や空間提案を行う「インフィルウェルネス」のWebサイトをご覧いただきありがとうございます。この「エシカルblog」では、インフィル独自の製品やサービスを通じて、介護施設や特別養護老人ホームの施設運営のお役に立てればという思いから記事を掲載していきます。
「冬になると水が冷たくて、入居者様が顔や手洗いをしたがらない…」 そんな状況を解決するために、既存の洗面台に電気温水器を「後付け」で設置しようとした時に、意外に見落とされがちなのが「コンセントの対応問題」です。 そんな時でもインフィルのワンストップ工事なら「短時間」「手間ナシ」で設置可能です。

冬場の「冷たい水」が引き起こす、入居者様のQOL低下
福祉施設様によっては、居室の洗面台に温水設備がなく常温の水を使用しているというケースも少なくありません。夏場は気にならなくても、冬場になると水道管を通る水は凍るように冷たくなります。
特に高齢者の多い福祉施設において、この「冬場の冷たい水」は、入居者様のQOLを低下させる深刻な要因となります。水が冷たいと、洗顔や手洗いを無意識に避けるようになり、結果として「鏡の前で身だしなみを整える」という整容(せいよう)行動の機会が失われてしまいます。 身だしなみに気を配らなくなることは、他者との交流意欲の低下や、ひいてはADL(日常生活動作)全体の低下を招きかねません。また、手洗いの回数が減ることで感染症に罹患する可能性も高まってしまいます。このように居室の洗面台からいつでも温かいお湯が出る環境を整えることは、入居者様の心身の健康を保つ上で非常に重要な設備投資なのです。
後付け工事の意外な落とし穴:「3ピンプラグ」
入居者様の快適な生活のために、既存の洗面台の下に電気温水器を後付けすることになったとしても、後付け工事には意外な落とし穴があります。
洗面台の周辺にそもそもコンセントがないケースもありますが、コンセントがあっても一般的な「2ピンプラグ」にしか対応していないコンセントの場合が大半です。しかし、電気温水器などの水回りで使用する機器の電源プラグは、重大な漏電事故を防ぐアース線のついた「3ピンプラグ」を採用しているのが一般的です。

そのため、既存の2ピンコンセントに3ピンプラグを安全に接続するためには、壁のコンセント自体を3ピン対応・アース付きのものに交換する「電気工事」が必要になります。
しかし、通常水回りの設備を設置する水道業者や設備業者は、コンセントを交換する電気工事を行う資格を持っていません。そのため、電気温水器を設置する前に、別途「電気工事業者」へ工事を依頼しなければならず、工事のスケジュール調整の手間や2回に分かれる工事の立ち会い、そして余分な出費が発生してしまいます。施設長や設備担当者様にとって、手配の煩わしさや、想定外の工事費が交換見送りの要因となることも少なくありません。
インフィルなら「電気・水道」もその場でワンストップ施工
そんな施設運営者様のお悩みを解決するのが、インフィルウェルネスのワンストップ施工です。
インフィルは単なる設備販売会社ではなく、福祉空間の設計から施工までをトータルプロデュースしている企業です。施工には電気工事士の資格を保有した作業員がおうかがいします。
そのため、設備機器の設置と同時に、作業員が既存のコンセントを安全な3ピン対応コンセントへ交換する電気工事を行います。(※建物の構造や既存配線の状況によります)
別々の業者を手配する日程調整の手間がなくなり、短時間かつ適正なコストで完結します。複数の業者が何度も施設に出入りすることがないため、入居者様や現場スタッフのオペレーションの負荷を最小限に抑えられる点も、福祉施設様に喜ばれるメリットです。
瞬間式電気温水器「エシカル水栓」の圧倒的なコストメリット
コンセントの工事問題が解決したところで最後に、電気温水器の違いによるコストメリットについても触れておきたいと思います。一般的に電気温水器には「貯湯式」と「瞬間式」がありますが、施設経営のコスト面からインフィルでは「瞬間式電気温水器(エシカル水栓)」をおすすめしています。
瞬間式(エシカル水栓)のメリット
一般的な「貯湯式」は、洗面台下のタンクに水を貯めておき、常にヒーターでお湯を保温し続ける方式です。この方式は、高温のお湯を使用することができますが、一方で誰も使っていない夜間であってもお湯の温度を保つために24時間電力を消費し続ける「待機電力の無駄」が大きいというデメリットがあります。また、衛生上の問題から飲用できないという点も見逃せません。
一方、インフィルの「エシカル水栓」はタンクを持たない瞬間式です。水栓のセンサーが反応し、水が流れるその瞬間だけヒーターが作動して適温に温めます。そのため電気代が、貯湯式に比べ約93%削減でき、大きなコスト削減効果に加え以下の様なメリットがあります。
・ランニングコストの大幅削減: 保温のための待機電力が一切かからないため、貯湯式と比較すると、1台につき年間約7,050円(約93%)の電気代を削減することができます。※
・衛生的でお湯切れなし: タンク内に古い水が滞留しないため衛生的で飲用することが可能です。また連続して使用してもお湯が冷たくなる心配がありません。
・足元が広く車椅子に最適: タンクレスのコンパクトな設計のため、洗面台の下に広々としたスペースが生まれ、車椅子ユーザーでも奥までしっかりと入り込んで快適に手洗いができます。
※電気使用量算出条件
・電気使用量 瞬間式:22.4 kWh/年(約0.0614 kWh/日)・貯湯式:258 kWh/年(約0.707 kWh/日)
・電気料金単価:30円/kWh ・1回あたりの使用量: 0.33 L(330 ml)
・1日の使用回数: 10 回 ・加温条件: 貯湯式=36℃保温 / 瞬間式=供給水温 +16℃
まとめ|電気温水器の後付け工事とコスト削減はインフィルに一括でお任せください
居室の洗面台を温水化することは、入居者様の整容意欲を引き出し、QOLやADLを向上させるための「価値ある投資」ですが、導入に伴う手間やコストが大きなハードルとなってしまいます。製品の製造販売から施工までをトータルプロデュースするインフィルなら、電気工事士の資格保有者によるワンストップ工事でスマートに解決いたします。
さらに、独自の瞬間式電気温水器「エシカル水栓」は、数十床規模の施設であれば10年間で数百万円規模の待機電力を削減でき、施設の利益体質の改善にも大きく貢献します。
「うちの施設の洗面台にも温水器を付けられるだろうか?」「コンセントがないけれどどうすればいい?」とお悩みの施設運営者様は、ぜひお気軽にインフィルウェルネスにご相談ください。
「インフィルウェルネス」とは?
住宅設備を軸としたソリューションプロバイダーの株式会社インフィルによる、福祉施設・パブリックスペースのための製品開発や空間提案を行うプロジェクトです。車椅子利用を前提としたオリジナル洗面化粧台「AQUA」と、“日々の生活をしやすく(Day+Easy)”をコンセプトにした福祉施設向けの製品群「Daysy®」を軸に、誰もが快適に使いやすい製品を開発。設計から施工までワンストップで対応することでお客さまの抱えている課題と丁寧に向き合い、ソリューション性の高い提案を行なっています。
「エシカル水栓」とは?
インフィル独自の電気温水機能付き自動水栓「エシカル水栓」は、福祉施設の中でも特に特別養護老人ホームに向けた製品となります。製品価格はもちろん電気代も含めたトータルコストでの改善と飲用可能という機能面の両立を図った「エシカル」の名の通りの製品となっており、多くの施設で高い評価をいただいています。

