福祉施設やパブリックスペース向けの製品や空間提案を行う「インフィルウェルネス」のWebサイトをご覧いただきありがとうございます。この「エシカルblog」では、「エシカル水栓」というインフィル独自の電気温水機能付き自動水栓製品を通じて、介護施設や特別養護老人ホーム向けに少しでも施設の経営や運営のお役に立てればという思いから記事を掲載していきます。
長く施設を運営していると、経年とともに「洗面台の汚れや老朽化が目立ってきた」、「設備が古く、入居者様やスタッフが使いにくそうにしている」といった水回りに課題を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 多くの場合、単純に老朽化した設備を撤去し「新しい洗面台や水栓に交換する」ことで解決をしてしまいがちですが、せっかく設備を新しくするタイミングは、実は「施設全体の快適性を向上するちょうど良いタイミング」でもあります。
今回は、私たちインフィルの独自製品である「エシカル水栓」や「AQUA洗面台」を中心とした水回り設備の導入から、居室や共有部の内装工事までをトータルでご提案した施工実績をご紹介させていただきます。「快適な居住空間」の実現による付加価値の向上事例をぜひ最後までご覧ください。
設備を新しくしても、空間の魅力は向上しない?
施設の改修工事を行う場合、「洗面台は設備業者へ」「壁紙や床の張り替えは内装業者へ」と別々の業者に発注されるケースがよく見られます。 しかし、実際にはこの方法は、担当者の手間や負荷が大きいだけでなく工事が終わるまで気が付かない落とし穴もあります。
動線や使い勝手が見落とされる
各業者は「古い設備を入れ替えるだけ」という発想になってしまうため、微妙なサイズの変更や、戸棚扉の開く向きなどを考慮しなかった結果、新たな設備に入れ替えたにも関わらず使い勝手が悪くなることがあります。結果車椅子でのアプローチのしやすさや、スタッフの動線などの改善に繋がらないだけでなく、場合によっては現状よりもスタッフの手間が増えてしまうということがあります。
空間の統一感が失われる
せっかく最新の真っ白な洗面台を導入しても、洗面台とは別に発注した壁紙や床の色が想定した色と異なってしまい、空間全体の色調が調和しないというケースがあります。部屋全体からチグハグな印象をうけ、落ち着かない空間になってしまうため、利用者からの評判が悪くなってしまうというリスクがあります。
現場の調整に手間がかかる
通常の業務と並行して、設備業者と内装業者の工事日程を調整したり、設計図面を見ながら、配管の位置と内装との接続を調整したりと、施設長や担当者は調整や管理のための手間が大幅に増えてしまいます。また工事記録も業者ごとに保管されるため、この管理も意外と見落とされがちな負担になってしまいます。
インフィルが選ばれる理由:設備メーカーかつ、価値を向上させる空間デザインのプロ
インフィルは、「瞬間式電気温水設備 エシカル水栓」や「福祉施設向け洗面台 AQUA洗面化粧台」を販売するだけのメーカーではありません。当社は福祉施設から一般住宅向けまで幅広い領域でリノベーション事業を手掛けており、ユーザーの使い勝手まで配慮した製品企画と快適な空間を実現するトータルなプロデュースのノウハウを蓄積しています。
例えば、独自製品のAQUA洗面化粧台は車椅子の方が便利に使用することができるよう、洗面台やボウルの形状、高さの変更、鏡のサイズなどにもこだわって設計されているだけでなく、木部の色柄を選択することができるなど、家具のように空間に馴染むデザイン性を大切にしています。
さらに私たちは、製品単体の販売にとどまらず、「この洗面台を置くなら、周りの壁や床はどうあるべきか?」といった空間価値を高めるリノベーションをご提案しています。
導入事例に見る、インフィルのトータル提案のメリット
実際にインフィルで水回り設備と内装工事をトータルでお任せいただいた事例を簡単にご紹介させていただきます。
1. ホテルライクな洗面スペースをトータルコーディネート
福祉施設の居室内洗面と収納のセット提案を行いました。多数の福祉施設における新設・改修提案を行ってきたインフィルならではの空間コーディネート力が生かされた事例となっています。
上質な居室空間と「お手頃価格」を両立したインフィル独自の収納家具を新規に設計・設置しています。収納家具は100種類以上の様々なカラー・質感の中から毎回最適なものを選択しています。この事例では開放時の空間演出も考えて扉だけでは無く、家具の外側や内部も同じ色柄に統一しています。


2. 居室を居心地の良い生活空間に変えるリノベーション
福祉施設の居室における提案事例です。より良い居室空間のためには雰囲気づくりが欠かせません。
車椅子洗面の色は自由に選べないという従来の常識を覆し、本事例では建具、床材、収納、洗面のトータルコーディネートをご提案させていただきました。落ち着いたブラウンを基調とした建具と床材に合わせて収納と洗面はオーク材をお選びいただき、居心地の良い生活空間を実現しています。
3. 窓口一本化による時間コストと手間の削減
製品の選定から内装の設計、実際の施工管理まで、インフィルが責任を持ってすべてを担当しますので、日々の業務で手いっぱいの担当者の方が自らの手を煩わせることなく、円滑に設備の入れ替え工事を進めることができます。また順次工事を行う様な場合にも工事履歴を当社側で管理していますので、工事のたびに細かな仕様などのすり合わせを行う必要はありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。私たちインフィルが目指しているのは、福祉施設の入居者様が「毎日ここで身支度をするのが楽しい」と思ったり、スタッフの方が「介助しやすく、働きやすい」と感じるような、誰にとっても心地よい空間を創り出すことです。
インフィルはただの設備メーカーではなく、設計から施工までワンストップで行える会社です。製品を販売して終了ではなく、現場の生の声を吸い上げながらプロフェッショナルな目線でちょっと気の利いたご提案をしています。
「水回りの老朽化が気になってきた」「居室の雰囲気を明るく変えたい」とお考えの施設運営者様は、設備単品のご相談から施設全体の内装リノベーションまで、お気軽にご相談ください。
「インフィルウェルネス」とは?
住宅設備を軸としたソリューションプロバイダーの株式会社インフィルによる、福祉施設・パブリックスペースのための製品開発や空間提案を行うプロジェクトです。車椅子利用を前提としたオリジナル洗面化粧台「AQUA」と、“日々の生活をしやすく(Day+Easy)”をコンセプトにした福祉施設向けの製品群「Daysy®」を軸に、誰もが快適に使いやすい製品を開発。設計から施工までワンストップで対応することでお客さまの抱えている課題と丁寧に向き合い、ソリューション性の高い提案を行なっています。
「エシカル水栓」とは?
インフィル独自の電気温水機能付き自動水栓「エシカル水栓」は、福祉施設の中でも特に特別養護老人ホームに向けた製品となります。製品価格はもちろん電気代も含めたトータルコストでの改善と飲用可能という機能面の両立を図った「エシカル」の名の通りの製品となっており、多くの施設で高い評価をいただいています。

